親子鹿革巾着ネックレス

肌にふれるたびに、ほっとするやわらかさ。

今回ご紹介するのは、チョコレートカラーの鹿革（吟面）を使った巾着型ネックレスです。

鍵や薬、イヤホンなど、ポケットにそのまま入れるには少し不安なもの。

そんな小物たちを、さりげなく、そして美しく持ち歩けるレザーアクセサリー。

使用しているのは、きめ細かくしなやかな鹿革（ディアスキン）

今回は吟面と呼ばれる表革部分を使用しています。

鹿革特有の柔らかさとしっとりとした肌ざわりは、身につけているのを忘れるほど軽やか。

革小物にありがちな「硬さ」や「主張の強さ」はありません。

それでいて、使い込むごとに自然な艶が生まれる、“育つ素材”でもあります。

カラーは深みのあるチョコレートブラウン。

派手すぎず地味すぎない絶妙なトーンで、どんなコーディネートにもやさしくなじみます。

このネックレスは、ファッションアイテムであると同時に、実用的な小物入れでもあります。

など、日常的に持ち歩きたいけれどポケットには入れたくないものを、さりげなく収納。

フタや金具がないぶん出し入れもしやすく装飾のないシンプルな構造だからこそ使う人のスタイルに自然に溶け込みます。

このアイテムにはミニサイズのバリエーションもご用意しています。

実際に、今回は親子おそろいでのペアオーダーをいただきました。

革・色・デザインは共通で、サイズだけを変えた“さりげないリンク感”が魅力。

首からぶら下げるだけで、微笑ましいペアコーデが完成します。

「お母さんとお子さま」「ご夫婦」「大切な誰かとおそろいで」──

それぞれの暮らしの中に小さな共通点が加わることで日々の温度も少しあたたかくなるように感じます。

すべてのネックレスは、革の状態を見ながら一点ずつ手作業で仕立てています。

鹿革はやわらかく伸びやすいため、引き手部分や縫い合わせにも細やかな配慮が必要です。

テンションを一定に保ちながら、使い心地と美しさを両立させる仕立てがこの製品の特長でもあります。

シンプルで目立たない。

けれどどこか気になる。

そんな“余白のある美しさ”を感じる巾着ネックレスは、普段の装いにほんの少しでも変化をもたらしてくれる存在になれば幸いです。

「アクセサリー感覚で、実は中に大事なものを忍ばせている」そんな密やかな楽しみ方が、革のある日常を豊かにしてくれるのかもしれません。

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