sample bag / 思い入れの詰まった防水キャンバス ミニトートバッグ
- AZZWELL
- 2021年4月16日
- 読了時間: 3分
更新日:2025年9月2日
防水性を備えた特注生地で仕立てたミニトート。
思い入れが深いミニトートの一つです。
防水キャンバスを使用したミニトートバッグ
もともとこの防水キャンバス ミニトートバッグは、アパレルブランドなどから定期的にご依頼をいただいていた時期に生まれたものでした。毎年、3ヶ月から半年スパンで複数型を製作していくうちに国内で手に入る革や生地はだいたい使い尽くしてしまい、どうしても「次は何を作ろう?」というネタ切れのような状態に陥ることがあります。
形を変えるだけでは新しさが出ず、似通ったものばかりになってしまう——
そんな悩みの中から、このトートは生まれました。

素材選びと開発の背景
その頃、形状だけでなく素材そのものに新しさを加える必要を感じ、素材提案にも力を入れるようになりました。このトートは、そうした模索の中から試作された「1stサンプル」の生地を使って仕立てたもの。
表面は一見シンプルなキャンバスですが実は裏面に防水コーティングを施しており、雨や水濡れに強い仕様になっています。
加えて、軽量なキャンバスならではの使いやすさも健在。
ふだん使いはもちろんですが、滅多にないとは思いつつも「万が一水を運ぶ必要があっても対応できる」ほどの防水性があります。
実際にバケツのように水を入れても漏れないほどで、素材の機能面にもしっかりこだわっています。

デザイン性と使いやすさを両立
補強部分にはイギリス・スーパーバックを使用。
きめ細かく、しなやかな質感は見た目にも上品でトート全体の印象を引き締めてくれます。
開口部やハンドルにはしっかりと補強を入れ、Dカンも付属しているため、肩紐を取り付ければショルダータイプとしてもお使いいただけます。


いつか日の人の目に触れる日が来ることを
この生地にはさらに“続き”があります。
初期のサンプルでは満足できず、エンボス加工を加えて模様を出すなど、試行錯誤を繰り返しました。
正直に言えば、布帛については素人同然で、素材開発に協力してくれた友人や生地屋さんにはずいぶんと迷惑をかけたと思います。
それでも一緒になって粘り強く付き合ってくれたことへの感謝とこの生地で形になったこのミニトートへの想いはほかのどのバッグとも違う特別なものです。
いつかこの生地で作ったシリーズをしっかりと形にし、もっと多くの人の目に触れるものにしたい——
バッグそのものだけでなく、背景にある素材開発のストーリーや、試行錯誤の時間も含めて、何かを感じていただけたら嬉しく思います。
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