無垢の銀で仕上げる、シルバー925スタッズカスタムの魅力
- AZZWELL
- 7月27日
- 読了時間: 4分
更新日:10月22日
最近、「シルバー925スタッズ」に関するお問い合わせを多くいただいています。
既製品ではなかなか見かけない、無垢のシルバー925スタッズを使ったカスタムは、重厚感と存在感があり、使い込むほどに風合いも深まっていきます。
この記事では、当工房がご提案するシルバー925スタッズ カスタムの一部をご紹介いたします。
中まで詰まった「銀無垢」シルバー925スタッズを使用
まずは、AZZWELLのスタッズが他と大きく異なる点から。
市販されている多くのスタッズは「中空」と呼ばれる中がくり抜かれた構造で、見た目は金属でも中身は空洞です。
一方、当工房のスタッズは中までしっかり詰まった無垢の銀を使用しており、その質量と質感には大きな差があります。
手に取ったときのずしりとした重み、そして磨き上げた銀の鈍い輝きは、まさに本物の素材だけが持つ魅力です。この無垢のスタッズを用いることで、仕上がりにも品格と存在感が生まれ、年月を重ねるごとにその良さが増していきます。

ベルトの剣先にシルバー925スタッズワンポイントカスタム
最近人気が高まっているのが、ベルトの剣先にスタッズを配置するカスタムです。
例えば、四角と丸の異なるスタッズを組み合わせて、剣先にリズムを持たせることで、見る角度によって表情が変わるワンポイントになります。ベルト全体に施すよりも控えめで、それでいてしっかりと個性を主張してくれるアクセントです。
シンプルなベルトであっても、このように剣先に少し手を加えるだけで印象がガラリと変わります。

コンチョスタイルの大ぶり装飾も可能
シルバースタッズは小ぶりなものだけではありません。
オリジナルの大ぶりコンチョに二本脚の爪を加工し、ベルト用の装飾として取り付けることも可能です。
バックルとは違った位置に迫力あるモチーフを持ってくることで、視線の引き寄せ方にも個性が生まれます

一連で仕上げるフルカスタムも、少しずつ足していくのも自由
ベルト全面にスタッズを打ち込んでいくフルカスタムスタイルももちろん対応可能です。
パターンやリズムを持たせることで、単なる「装飾」ではなく、ひとつのデザイン作品として完成します。
一方で、いきなりフルカスタムではなく、最初はワンポイントから始め、使いながら少しずつスタッズを足していくという楽しみ方もあります。
これは実際のお客様でも多く、「完成ではなく“育てていく”カスタム」として人気があります。

スタッズでメッセージを表現するカスタムも
さらに、スタッズで文字やメッセージを表現するカスタムも対応可能です。
「I'M TIRED」「FUCK THE WORLD」などフレーズを、すべてスタッズで一文字ずつ打ち込み、ベルト全体をキャンバスに見立てた一点ものの仕上がりになっています。
こうしたメッセージカスタムは、ファッション性だけでなく、持ち主の内面やユーモアを反映する“自己表現の場”としてご好評いただいています。


バングルにもスタッズカスタムが可能
さらに、当工房ではSV925製バングルへのスタッズカスタムも行っています。
写真のように、バングルの両端にピラミッド型スタッズを組み込み、唐草彫りを加えることで、非対称の表情を持たせた仕上げも可能です(スタッズ配置の位置、ピラミッド型以外にも可能)
スタッズの立体感と銀彫りの繊細さが響き合い、シンプルな中にしっかりとした存在感を生み出します。

ベルトだけでなく、革小物にも応用可能
スタッズカスタムはベルト、バングルだけにとどまりません。
たとえば、財布の角に小さくひとつだけスタッズを打ち込むだけでも、アクセントとして非常に効果的です。
革小物に一点だけ銀の輝きがあることで、全体の印象が引き締まり、持ち物に統一感が生まれます。

少しずつ「自分だけのカスタム」へ
シルバースタッズの魅力は、たくさんつけなくても、自分だけの雰囲気をつくれるところにあります。
ほんの一箇所でも、素材の良さとデザインのセンスで、十分な個性と存在感を演出できます。
そして、日々使うなかで「ここにも追加したい」「このパーツに合うスタッズを」と少しずつ手を加えていくことで、最終的には自分だけの一点ものとして完成していきます。
そうして愛着が増していく過程も、オーダーカスタムの大きな魅力のひとつです。
参考写真で使用のシルバースタッズ一覧は
多用途に使える裏面が丸カン仕様のコンチョ一覧
なお、シルバー925以外の素材をご希望の方には、他金属でのスタッズ製作も承っております。
ご希望のカスタム内容がある場合は、お問い合わせください(以下一部製作例)



