NATOベルト
- AZZWELL
- 2021年7月4日
- 読了時間: 3分
更新日:6月12日
人気のNATOスタイルベルトに、新たな素材バリエーションが加わりました。
以前ご紹介した「黒のブッテーロレザー(6枚目写真)」を用いたモデルに続き、今回はイタリア産の高級レザーであるミネルバボックスとアリゾナレザーを採用。
いずれも、使い込むほどに味わいが深まる、経年変化(エイジング)を楽しめる革として定評があります。
このベルトは単なるファッション小物ではなく、長く寄り添う日用品を目指して丁寧に仕立てています。

構成は極めてシンプル。
バックルを主張しすぎないつくりにし、革の美しさを引き立てるよう設計しています。
ソフトレザーならではのしなやかな質感と落ち着いた色合いによりスーツスタイルにも自然に馴染みます。
一方で、デニムやチノパンなどのカジュアルスタイルにも違和感なく合わせられる汎用性も持ち合わせています。
ベルトというと服装を選ぶものも多いですが、このNATOベルトはまさに装いを問わず日常的に使える一本です。

今回特に注目したいのが、黒を基調としたモデルに用いた「ダール(黒染め)メッキ」仕上げのバックルです。金属光沢を抑えたマットな質感が革とよく馴染み、ミリタリーライクな引き締まった印象に仕上がっています。
もちろん、お好みに応じてシルバーバックルへの変更も可能ですので着用シーンやお好みに合わせてお選びいただけます。
ディテールにまでこだわることで装着時の満足感もひとしおです。

今回使用しているミネルバボックスとアリゾナレザーはいずれも植物性タンニンで鞣された、イタリアの老舗タンナーによる上質なレザーです。
特に油分をたっぷりと含んだ仕上げになっているため乾燥やひび割れに強く、通常の使用であればレザークリームなどの特別なお手入れはほぼ不要です。
また、小傷がついたとしても柔らかい布で軽く擦れば目立たなくなり、何よりも使い込むことで色味や艶が深まり世界に一つだけの風合いへと育っていきます。


革製品の魅力は、時間と共に変化し、その人の使い方や暮らしを映すように育っていくこと。
NATOベルトもその例外ではなく、「育てる楽しみ」を味わえるアイテムとなっています。
azzwellのベルトは、すべての工程を手作業で行っています。
革の断ち、コバの磨き、縫製、金具の取り付け──
一見シンプルなベルトだからこそ、仕上がりの精度や丁寧さがそのまま品質に直結します。
どこか工業製品には出せない、手の痕跡と温もりを感じるつくり。
「良い革を、しっかりした作りで、長く使いたい」
そんな方にこそ、ぜひ手に取っていただきたいのがこのNATOベルトです。

AZZWELL - Leather & Metal Craft -
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