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シルバー925 手彫り唐草ペアバングル|二人の時間を刻む一点モノ

更新日:10月23日

シルバー925 手彫り唐草ペアバングル

今回は男性用と女性用でサイズ、幅の異なるシルバー925 唐草ペアバングルを製作しました。

オーダーメイドならではの個性と手仕事の温かみを込めた一点ものです。

ペアとして共に時を重ねていくバングルだからこそ、見た目の統一感だけでなく、お互いに似合うバランスを大切にしています。


シルバ-925のペアバングル

さりげなく繋がるデザイン

ご依頼主様から伺ったのは「さりげなくペア感を出したい」「お互いに似合う形にしたい」というご希望。

そこで幅違いのバングルをご提案しました。

男性用は重厚感を持たせた太幅、女性用は繊細な印象を引き立てる細幅。

それぞれの手首に自然に馴染むサイズを選びながらも、唐草模様の流れとリズムは共通にしています。

模様の始まりと終わりの位置、線の深さ、彫りのリズム──すべてに共通する「流れ」を意識しながら、二人を繋ぐバランスを探りました。


唐草模様が象徴する“永遠”と“繋がり”

唐草(アラベスク)は、古来より「永遠」「繁栄」「絆」を意味する吉祥文様です。

蔓が伸び、絡み合い、途切れることなく続く様子は、まるで人生や関係そのものを象徴しているようです。

唐草模様をただの装飾ではなく「願い」として彫り込みます。

幸せが続くように──繋がりが強くなるように──そんな想いを一打ごとに込めながら、タガネを進めていきます。


手彫りならではの存在感

手彫りは、金属の響きやわずかな抵抗を指先で感じ取りながら進めていく繊細な作業です。

タガネを打つたびに生まれる微細な揺らぎや刻みの強弱は、機械彫りでは決して再現できません。

唐草の曲線を描く一打ごとに、彫り手の呼吸や感覚が刻み込まれていきます。

同じモチーフであっても、彫りの流れやリズム、線の深さはすべて異なり、二つとして同じものは存在しません。

一点ごとに異なる表情を見せるこのバングルは、まさに“身につける人の物語を宿す作品”です。

「他にはない、自分だけの意味を持つアクセサリーを身につけたい」そんな想いを持つ方にこそ、ぜひ手に取っていただきたい品です。

手彫りペアバングル

シルバー925が育てる風合い

素材には、強度と柔軟性を兼ね備えたシルバー925(スターリングシルバー)を使用。

使い込むほどに酸化による深みが増し、手彫り模様の陰影が際立ちます。

時間とともに変化していく輝き、日々の暮らしの中で少しずつ表情を変え手に馴染んでいく様子も、この素材ならではの魅力です。


世界にひとつのオーダー品として

今回のようなペアバングルは、市販ではほとんど見られない幅違いのデザイン。

「二人のためだけに作られた」という特別感を大切に仕立てました。

一点ずつ手彫りする唐草模様に想いを込め、全て手作業で仕上げたペアバングル。

ご希望のサイズ・デザインでの制作も承っております。


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