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手彫り唐草シルバーバックル オーダーベルト 3ピース

  • 2025年4月27日
  • 読了時間: 3分

更新日:4月12日

手彫り唐草シルバーバックル オーダーベルト

プレーンなベースバックルに機械量産とは一線を画す手彫り唐草シルバーバックルを使ったオーダーベルト。

当工房で製作しているシルバー925バックル仕様のオーダーベルトについては、下記のページでもご覧いただけます。



唐草は生命力を象徴し、子孫繁栄や長寿などの意味を持つ吉祥文様とされています。

古くは古代エジプトやメソポタミアに起源を持ち、ギリシャ・ローマ時代を経て、美術品や装飾品のモチーフとして広く用いられてきました。日本では風呂敷の柄として親しまれているため、最も身近に感じられる文様かもしれません。


今回使用したバックルは、そうした伝統的な唐草模様を一つひとつ手彫りで刻み込んだもの。均一ではない線の揺らぎや彫りの強弱が、機械では表現できない奥行きと立体感を生み出しています。

なお、この手彫りによる造形や製作背景については、こちらの記事でも詳しくご紹介しています。



こうして仕立てたシルバー925バックルと革を組み合わせた3ピースのオーダーベルトは、使い込むほどに革と銀がともに表情を深めていく一本。

時間をかけて育てることで、より一層愛着の湧く“一生モノ”として完成していきます。



手彫り前のプレーンバックル

手彫りならではの一点ものの存在感

手彫りの魅力は、何よりも「まったく同じものが二つと存在しない」唯一性。

完成した模様は一見すると整然とした唐草ですが、その一筋一筋には手の動きや息遣いが刻まれています。

バックルの整形、ピンの作成、研磨、そして唐草の彫り込みまで、流れ作業のように分業されることなく、すべてを手作業で仕上げていきます。


彫刻に使うタガネは種類や幅、角度によって線の印象がまったく異なり、深さや力加減によっても光の反射や陰影が変化します。

そのため一打一打が作品全体の表情を決める重要な要素。

下書きに頼らず、模様の流れを感じ取りながら刻み込むことで、仕上がりには即興的なリズムや個性が生まれます。

つまり、このベルトに付く唐草模様は、世界に二つとない一点もの。

身に着ける人にとっては単なる装飾ではなく、自分だけの物語を持つパートナーとなっていきます。

唐草手彫りバックルオーダーベルト

素材と仕立てのこだわり

このベルトに使われているバックルの素材は、シルバー925。

銀の美しい輝きを保ちながら、適度な硬さと強度を持つのが特徴で、唐草の細やかな彫刻をしっかりと引き立ててくれます。

使い込むほどに表面はわずかにくすみ、磨けば再び艶を取り戻す。

その変化の積み重ねが「育てる楽しみ」となり、時を経るごとに持ち主にしか出せない深みを纏います。


革は肉厚でしなやかなオリジナルのサドルレザーを採用。

表面の張りと耐久性を兼ね備えながら、使うほどに柔らかく体に馴染んでいきます。

カットの精度やコバ処理(磨き)はもちろん、ベルト穴の位置やエッジの仕上げまで一貫して丁寧に行い、長年使っても型崩れしにくい堅牢さを追求しました。


今回の3ピースバックルは、デニムやレザージャケットに合わせれば無骨さと存在感を際立たせ、シャツやジャケットスタイルに添えれば、落ち着きの中に確かな個性を演出します。

オン・オフを問わず活躍し、コーディネートの主役にも脇役にもなれる柔軟さを持つ一本。

それは単なるベルトではなく、身につける人のスタイルを引き立てる「道具であり装飾品」といえる存在です。



唐草手彫りバックルオーダーベルトの剣先



※オーダー品は順番に製作するため状況によりお時間をいただくことになりますが楽しみにお待ちいただければ幸いです。

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