剣先パーツができるまで – 3点式オーダーベルト
- AZZWELL
- 2024年11月28日
- 読了時間: 2分
更新日:2 日前
オーダーベルトの魅力は細部に宿る"こだわり"にあります。
今回はその象徴ともいえる「剣先パーツ」の製作工程をご紹介します。
バックル、サルカン、剣先の3点が揃って初めて完成するこのカスタムベルトは見た目の一体感が際立つベルトです。
制作は厚みのある無垢板を使ってまずは糸ノコでパーツのおおまかな輪郭を切り出すところからスタート。
写真1は削り出しの途中段階。まだ粗削りの状態ですがこの段階でパーツの大まかなフォルムは決まります。
この工程では一切の妥協が許されません。
ほんの数ミリの形の違いが最終的なバランスに大きく影響するからです。

次に行うのが表面の整形です。
細かなラインや立体感を手作業で掘り出していきます。
写真2では放射状に彫り込まれた立体的なラインを少しづつ出していきます。これは一本一本、微妙な角度と深さを調整しながら彫り込んだもの。
整形が終わったら、次は磨き工程。
粗めのペーパーからスタートし段階を追って表面を整えながら輝きを引き出していきます。
ラインの陰影が美しく反射するよう意識しながら仕上げていきます。

完成した剣先パーツは、同じく手作業で制作されたバックルとサルカンと組み合わせベルトとして仕立てます。写真3・4では、黒のレザーベルトに取り付けられた完成品が写っています。
全てのパーツを同じデザインテーマで制作しているため一体感が際立つベルトになります。
※こちらのベルトは使うパーツ数によって価格が異なりますのでご注意ください

