編み込みキーストラップ(リスシオ/銀無垢スタッズ)
- AZZWELL
- 2021年8月24日
- 読了時間: 3分
更新日:10月20日
一枚革(リスシオ)から作る編み込みキーストラップ
日常的に使うものほど、使い心地の違いは手に伝わります。
鍵や小物につける編み込みキーストラップ リスシオもその一つ。
今回ご紹介するのは、ツギハギのない一枚革から丁寧に作られた「編み込みキーストラップ」
市販のものとは違いが感じられる一品です。
このキーストラップは、まずツギのない一枚革に切り込みを入れるところから始まります。
切り込みを入れた部分を紐状にしていき、そこから編み込みへ。

コバ処理と染め・磨きの一手間
通常、この工程で完成とする製品も多いのですが、さらにひと手間、ふた手間を加えています。
切り込みを入れた後、一本一本のコバ(革の断面)を丁寧に落とし、角を丸くします。
続いて染料で染め上げ、最後に手作業で一本ずつ磨き上げる。
この全ての工程を経て初めて、柔らかくも滑らかな質感と、編み込みの美しさが両立したストラップが完成します。
握った時のなじみやすさ、使い続けることでの経年変化も楽しめる仕上がりです。
一般的な市販品では、切り込みを入れるだけで組み上げてしまうことが多く、触るとどこか角張った感触が残るものも。
このストラップは、その「触れたときの感覚」こそが目には見えにくいけれど確実に品質の違いを伝える要素になっています。

リスシオレザーが育てる経年変化と使い心地
使用しているのは、イタリアのベジタブルタンニンレザー「リスシオ」
滑らかな表面とほどよいコシを併せ持つ高級皮革で、使い込むほどに艶と深みが増し、持ち主それぞれの個性を映し出すような経年変化を楽しめます。
革そのものに余計な加工を施していないため、自然な風合いが活きており、時間をかけて育てる喜びを感じられる素材です。

銀無垢スタッズで添えるアクセント
今回はアクセントとして、シルバー925無垢の四角スタッズを一点に取り付けました。
滑らかなレザーに映える金属の質感が、上質さをさりげなく引き立ててくれます。
日常使いとメンテナンス/贈り物にも最適
この編み込みキーストラップは、鍵やパスケース、ミニ財布と合わせて使うのに最適です。
手にしたときの佇まい、ポケットや机の上での見え方、どれをとっても日々の生活に馴染みます。
汚れが気になった場合は柔らかい布で乾拭きし、定期的に革用クリームを薄く塗ると艶が戻ります(リスシオは過度な油分を避けるのが長持ちのコツ)。
贈り物としても人気が高く、ありふれた日用品にほんの少しの贅沢を加える――そんな想いで手作りした編み込みキーストラップ。
リスシオ革の自然な風合いと銀無垢のアクセントが、毎日の所作を少しだけ心地よくしてくれるはずです。
今回アクセントに銀無垢の四角スタッズを付属しましたがその他の銀無垢スタッズも取り付け可能なのでご希望の方はお問い合わせください。
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