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一枚革から生まれる、さりげない上質──革の豆皿

  • AZZWELL
  • 2023年12月9日
  • 読了時間: 2分

更新日:8月1日

久しぶりにご注文をいただき、「革の豆皿」を製作しました。

今回はイタリア・ワルピエ社のブッテーロを使用。

2枚の革を貼り合わせて作るものが多い中、この豆皿はあえて厚手の一枚革を使いじっくりと時間をかけて成形する製法を採用しています。

黒の革のお皿3枚

製作にあたり、まずは皿の形に整えるために専用の型を用意し約3週間かけて圧力をじわじわとかけていきます。無理に急がず、革の繊維が自然に形を記憶するのを待つような感覚です。

その分、仕上がりには柔らかく自然な曲線が生まれシンプルながらも温かみのある存在感を放ちます。


一枚革であることの良さは、コバ(革の断面)や裏面まで丁寧に磨き込めること

何度も磨きを重ねて滑らかに仕上げた表面は指に触れたときの感触も心地よく道具としての美しさが際立ちます。

革のお皿の裏面
裏面

この豆皿は名前の通り手のひらに収まるサイズ感ですが、使い方は意外と幅広く、時計や指輪、アクセサリーなどの定位置として使ったり、玄関先に置いて鍵や小銭をまとめておいたり、あるいは店舗でショップカードを並べる什器としてもお使いいただけます。

革のお皿の裏面黄色
裏面

パステルカラーやナチュラルなトーンで作ればインテリアの邪魔をせず、そっと空間に溶け込むように馴染みながら、それでいて革ならではの質感と存在感を感じさせてくれます。


「いくつあっても困らない」「誰かにちょっと贈りたくなる」。

そんなふうに言っていただけるアイテムでもあります。


なお、この豆皿は厚みのあるブッテーロが手元にあるときのみ製作可能な限定品です。

そのため常時在庫はなく、材料の在庫やタイミングに応じてお作りできるかが変わります。

革のお皿の小物置き

もしご希望の色やサイズがある場合は、お気軽にご相談ください。対応可能な範囲で、できる限りご要望にお応えしたいと思っています。




















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