電子決済も現金も──中間を考えた薄型ミドルウォレット、ブッテーロ使用
- AZZWELL
- 2024年10月5日
- 読了時間: 2分
更新日:1 日前
今や日々の買い物のほとんどは電子決済で済ませるという人も多いと思います。
自分も例に漏れずコンビニや電車などはほとんどスマホひとつで完了します。
ただ、それでも現金が必要な場面というのはまだまだ残っているのが現実です。
特に地方に行けば電子マネーが使えないお店も多く、ちょっとした支払いのために小銭や紙幣を持ち歩かないと不便なことも...
とはいえ、いかにも昔ながらの厚い財布をズボンのポケットに入れるのは正直かさばって邪魔。
そんな「どちらも、そこそこ使う」中間層の自分にとってちょうどいい財布が欲しいと思い試作したのがこのブッテーロレザーを使用した薄型ミドルウォレットです。

手のひらサイズに収まるコンパクトさながらお札、小銭、カードがしっかり収まる構造。
ポケットに入れても膨らまず手に取ったときの収まりも良く、結果として今では自分でも驚くほど長く使い続けています。
試用のつもりで作った一品でしたがあまりに使い勝手が良くいつの間にか“本番仕様”として定着してしまいました。
このウォレットのもう一つのこだわりは装飾を控えめにしながらも要所に手作業ならではの味を加えている点。初期モデルではシンプルな作りでしたが、製品版ではステッチや飾りネンを加えより立体感と温かみを持たせました。
内部構造も再設計しカードが取り出しやすく小銭も探しやすい仕様へとアップデート。
コンチョが付く雰囲気のある仕上がりになっています。
電子決済と現金の両立、それは利便性と実用性のバランスをどう取るかという課題でもあります。
財布の役割が変化していく中で「いま本当に使いやすいものとは何か」を問い直し、ひとつの答えとして形にしたのがこのミドルウォレットです。
長く使ってこそ価値の出る革財布。ぜひ手に取ってその感覚を味わっていただけたらと思います。
※上記製品版はステッチ、飾りネンなどを施し、内装もより使いやすく改良してあります。