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シルバーバックル ベルト|マシュア社レザー × SV925

  • AZZWELL
  • 2020年9月22日
  • 読了時間: 3分

更新日:9月4日


革そのものが語る、ナローベルトの魅力

美しい革は、それだけで語りかけてくるものがあります。

今回ご紹介する18mm幅のナローベルトは、ベルギーの老舗タンナー「Tannerie MASURE(マシュア社)」の革を使用し、SV925のオリジナルバックルを合わせた一本です。


細身のベルトはシンプルだからこそ、素材と仕立ての良し悪しがそのまま現れます。

華奢な印象でありながら、革の美しさと確かな仕立てによって品格を備えたデザイン。

フォーマルシーンやビジネススタイルに自然と馴染み、静かに存在感を放ちます。


ベルギー・マシュア社のレザーが持つ格別の質感

使用したのは、1873年創業のマシュア社による植物タンニン鞣しの革。

150年以上にわたり伝統製法を守り続け、手間を惜しまず仕上げられる革は、ヨーロッパでも屈指の評価を得ています。

密度が高く、繊維がしっかりと締まりながらも柔らかさを持つ独特の質感。

張りとしなやかさを両立させたこの革は、仕立てたときの立体感と耐久性に優れています。

実際に触れると、革のコシとしっとりとした手触りがすぐに分かるはずです。

フォーマルを意識した今回のモデルでは、革の断面(コバ)を控えめに仕上げ、過度な装飾を排除。数工程をかけて断面を磨き上げ、艶やかさを加えながらも決して派手にはならないバランスを追求しました。


シルバーバックルとベルト帯革との調和

バックルにはSV925で製作したオリジナルモデルを採用しました。

シルバーバックルは主張が強くなりがちですが、このモデルは無駄を削ぎ落とした滑らかなフォルムとやや小ぶりなサイズ感により、ナローベルトとの調和を実現。

金具を「革を引き立てる脇役」と位置付け、派手さを抑えつつ高級感を演出。シンプルながらも洗練された印象を与え、スーツやセットアップのループに収まった際に上質さが際立ちます。


マシュアレザーを使ったナローベルト

手仕事が生む一本ものの価値

このナローベルトも、裁断から縫製、磨きに至るまで、すべて手作業で仕立てています。

良い素材は、雑な仕事では決して活きません。

繊細な工程を積み重ねることで、革の質感を最大限に引き出し、使い込むほどに深みを増す一本へと育っていきます。

高級素材 × 丁寧な手仕事。

それは見た目の美しさだけでなく、長年にわたって満足できる使用感にもつながります。

日々の中で少しずつ変化し自分だけの一本に育っていく過程もまた、オーダーアイテムならではの醍醐味です。



シンプルで上質な一本を求める方へ

「シンプルで上質な一本を持ちたい」

そう考える方にこそ、ぜひ一度お試しいただきたいベルトです。

ベルギー・マシュア社の格別なレザーと、SV925のオリジナルバックル。

控えめながらも高級感を漂わせ、ビジネスやフォーマルの場で確かな品格を添えます。

シンプルだからこそ誤魔化しのきかない一本。

ぜひ手に取り、その違いを実感してください。



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