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形が変えられる小物置き / miniサイズ

  • AZZWELL
  • 2020年11月10日
  • 読了時間: 3分

更新日:8月1日

これまでazzwellでは、さまざまな形状のレザートレーを制作してきましたが、自分の中で「これが一番しっくりくる」と思える形にようやく辿り着いたのが今回ご紹介する“形が変えられる小物置き”です。

形が変えられるアクセサリー置き

芯材に形状記憶合金を仕込み、折り曲げるとそのまま立体的なトレーになり、平らに戻せばスッとしまえる──機能としてはとてもシンプルですが暮らしの中で意外とちょうどいい場面が多く、使う人ごとに違う使い方が生まれるような柔軟性があります。

形が変えられるレザートレー

今回、新たにminiサイズ(FT-mini)を追加したことをきっかけに、これまでオンラインではSサイズのみの掲載だったこのシリーズに、使いやすさを考慮して4サイズを厳選して掲載しました。

実際には全部で8サイズほど制作しているのですが、まずは使い勝手の良い代表的なサイズからご紹介しています。


最小のFT-miniは、指輪やピアス、イヤリングなど、極小アクセサリー用として。

出かける前や帰宅時に外すものの一時置き場として便利なサイズ感です。Sサイズは時計や鍵などの定番小物、Mサイズはスマホスタンドや文具トレーに、Lサイズは玄関やリビングで家族の共有物をまとめておく用途にもおすすめです。

形が変えられる小物置き

素材には、イタリア・ワルピエ社のブッテーロレザーを使用しています。

植物タンニンで鞣されたこの革は、透明感のある染色と張りのある質感が特徴で、使うほどに色味が深まり、革らしい経年変化が楽しめます。

あえて芯に張りのある革を使うことで、立体にしたときのシルエットも美しく保たれます。


一方、内部に仕込んだ形状記憶合金の効果で、折り曲げてもふわっと戻るのではなく、きちんと形をキープ。たとえばスマホを立てて動画を見るときや、ペンをまとめておきたいとき、形状が崩れずにしっかりと役目を果たしてくれます。


この「丸みのある三角形」という形もまた、試作を繰り返した末に行き着いたデザインです。

角のない柔らかな印象で立体にしたときには自然な膨らみが生まれ、広げればフラットで場所も取らず道具としての納まりがいいのが気に入っています。

カラーも豊富に取り揃えていますので、玄関やダイニングテーブル、ワークスペースなど、置く場所や用途に応じて選んでいただけます。

同じサイズでも色違いで揃えたり、サイズ違いで並べて使ったりと、使う楽しさもあるシリーズになりました。


どれだけ機能的でも、インテリアとしての馴染みやすさがなければ日常使いにはなりにくい──

そう思って、今回の小物置きは「目立ちすぎない存在感」と「用途に合わせて変形できる柔軟さ」を大切に仕立てています。


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