Archive Bag / ミネルバボックス使用のボックスバッグ
- AZZWELL
- 2021年4月7日
- 読了時間: 3分
更新日:2025年9月2日
久しぶりに、黒以外の鞄の話を。
うちの製品はどうしても黒革のアイテムが多く、写真で並べると画面が暗くなりがちなので今回は少し色のあるものをご紹介してみます。
写真自体が古いため少々見づらいのはご容赦ください。

ミネルバボックスのボックスバッグを作ったきっかけ
このボックスバッグは、もう20年ほど前、妻のために作ったもの。
サイズ違いでXS〜Lまで、全4サイズ展開しました。
とはいえ、結果的に日常的に使われるのはSかMサイズがほとんど。
XSは当時のガラケーや薬、小物程度しか入らず実用性が限られていましたし、Lサイズを使うような荷物の量であれば結局もっと容量のある別のバッグを選ぶことになる。
そんな現実を反映した、使ってみてわかったサイズ感の差です。

ミネルバボックスだから楽しめる色の魅力
ちなみに、写真のなかで黒と一緒に写っている小さいサイズがXS、赤がS、チョコがM、ネイビーがLサイズです。
このシリーズではミネルバボックスを使い黒・チョコ・キャメル・ネイビー・赤・イエローなど、さまざまな色で試作を重ねました。
普段はどうしてもベーシックな色ばかりを選びがちですが、こうして色のある鞄が並ぶと作り手としても気分が上がります。経年による色の変化も楽しめるミネルバボックスならではの魅力でもあります。
当時は製品として出すことも視野に入れていたので、友人たちにモニターとして使ってもらったりもしました。はっきりとした記録は残していないものの「使いやすい」「形がちょうどいい」といった声をもらった記憶があります。

実際に使ってわかった“ちょうどいい”サイズ感
最近、自転車使用の用事があってふと思い立ち、このバッグを引っ張り出して使ってみたのですがスマホ・財布・水筒など一通りの荷物を入れても重すぎず、意外なほど今でも“ちょうどいい”サイズ感。
これだけ年月が経っても無理なく使えるのは、素材選びと構造がしっかりしていたからかもしれません。
こういう発見は、作り手としても少しうれしくなる瞬間です。

ダールメッキ金具に込めたこだわり
細かな部分ですが、当時は「ダールメッキ」(艶消しの黒メッキ)にハマっていた時期でもあり、Dカンやナスカン、金具の付属類はすべてダールで統一していました。
革の色を問わず、とにかく金具は“黒”と決めていたような時期で、今振り返ってもそのこだわりの強さに少し笑ってしまいます。
機能的にも外観的にも今見ても古さを感じさせず、むしろ“よく考えられていたな”と感じる部分もあります。こうして自分の過去の仕事を見直す機会があると、これからのものづくりにもどこか繋がってくる気がします。

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