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サドルレザーの経年変化|一生使えるサドルレザーベルト

2024年7月15日
読了時間: 6分

更新日:9月24日

サドルレザーは、革製品の中でも特に経年変化(エイジング)を楽しめる素材です。ベルトや財布、バッグなど、使い込むほどに色艶や風合いが増し、自分だけの表情へと育っていきます。

AZZWELLでは、このサドルレザーを使用したベルトや財布を製作しています。

本記事では、サドルレザーの特徴や経年変化、そして実際の製作事例をご紹介します。


サドルレザーベルト

サドルレザーならではの厚みと耐久性

AZZWELLのサドルレザーベルトに使われている革は、極厚革をベースにしたオリジナル。

一般的な革とは異なり、繊維の密度が高く、しっかりとした質感を持っています。

さらに、色染め前に革の厚みを均一に整え、染色加工場にて裏染めや色止め、毛羽立ち防止の処理を丁寧に実施。こうした工程を経ることで、見た目の美しさだけでなく、使い込むほどに深みを増す仕上がりになります。実際に手にすると、革の持つ重厚感と高級感が伝わってきます。


サドルレザーベルト

サドルレザーの経年変化(ベルトで見るエイジング)

写真はサドルレザーベルトの経年変化(エイジング)の比較です。

左が新品、右が6年以上使用したベルトになります。


このベルトの最大の魅力は、毎日使うことで育っていく表情の変化にあります。

新品の時点では硬さがありますが、体に馴染むにつれて柔らかくしなやかになり、自然な艶が浮かび上がってきます。

写真に写っている左が仕立てたばかりのオーダーベルトで右側のベルトは私が6年以上毎日使っている私物です。通勤、外出、作業…とにかく毎日巻いていますがヘタリも伸びも少なく、いまだに現役として使えています。


もちろん、使い始めの硬さはありますが身体に馴染んでくると、しなやかさとともにツヤが出て革ならではの育ち方を実感できます。

磨かれた床面(表面)の艶、使用によって柔らかくなるコシ、そして傷すらも味になる表情の変化。

お客さんには「頑張れば(体型維持)、一生使えるベルトです」と冗談半分に言っていますが本気でそれくらいの耐久性と存在感があります。


サドルレザーの経年変化(財布とシルバー925コンチョ)

サドルレザーの経年変化は、ベルトだけのものではありません。

財布もまた、毎日手にすることで少しずつ表情を変え、自分だけの風合いへと育っていく革製品です。

下記掲載の写真は、AZZWELLで展開している手縫いで仕立てたサドルレザー財布です。


<左が新品 右が3ヶ月使用>

サドルレザー黒財布の新品と3ヶ月使用の比較写真正面

新品の頃はしっかりとした質感のある革も、使い込むことで表面の艶が増し、少しずつ柔らかく馴染んでいきます。

ベルトとはまた違い、手に触れる部分や折り曲げや圧力のかかる部分など、日々の使い方がそのまま革の表情に現れるのも財布の魅力です。

傷やシワも使い込んだ証として残り、時間とともに自分だけの風合いへと変化していきます。

現在は、製作当初と3ヶ月使用した状態を比較しています。

今後も1年後〜と経年変化の写真を追加しサドルレザーの財布が時間とともにどのように育っていくのかを、実際の変化とともにご紹介していく予定です。

革の色艶や風合いがどのように変わっていくのか、ぜひ今後の変化も楽しみにしていただければと思います。

サドルレザーに限らずイタリアンレザーなど工房で製作している革財布は下記一覧でご覧いただけます。



<左が新品 右が3ヶ月使用>

サドルレザー黒財布の新品と3ヶ月使用の比較写真の斜め横から

革とともに育つシルバー925手彫り唐草コンチョ

こちらの財布には、シルバー925の手彫り唐草コンチョを使用、革が使い込まれることで艶や風合いを増していく一方、シルバーもまた、時間とともに表情を変えていきます。

新品のシルバーは明るく輝きますが、使い込むことで表面に細かな傷が加わり、部分的に落ち着いた色合いへと変化していきます。

手彫りの唐草模様は、こうした変化によって彫りの陰影がより際立ち、革とはまた違った経年変化を楽しめます。

サドルレザーの深みを増した色艶と、シルバー925の落ち着いた輝き。

異なる素材がそれぞれの時間を重ねることで、財布全体に独特の雰囲気が生まれます。


シルバー925手彫り唐草コンチョの製作工程や、実際の経年変化については、こちらの記事で詳しくご紹介しています。



サドルレザーは一生ものとして育てる革

サドルレザーは「育てる革」。

日々使うことで自然に馴染みます。雨に濡れたときは乾拭きし、乾燥が気になる季節には軽くオイルを含ませる程度で十分。過剰なメンテナンスよりも、日常的な使用こそが最高の手入れになります。

育てていく喜び

使い込むほどに風合いが増すサドルレザーは、単なる素材ではなく、「時間とともに完成していくプロダクト」です。新品よりも、数年後の姿こそが本当の魅力。

一生ものの革を手に入れるということは、自分の時間を刻み込む選択でもあります。

こちらのサドルレザーベルトは、バックルをお選びいただく形になります。

シルバーバックル、真鍮バックルなど素材の違いにより雰囲気も大きく変わりますが、どのバックルもシンプルなベルトに調和するデザインを選んでいますので、長く使える一本をお探しの方にぴったりです。


実用性と品格を兼ね備えたサドルレザーベルト。毎日使うものだからこそ、きちんと作られたものを選びたい――そんな方にこそ手に取っていただきたい一本です。


シルバー925の輝きを活かしたベルトのラインナップ


真鍮や異素材を使ったベルトをお探しの方はこちら。

👉 その他真鍮などのオーダーベルト


サドルレザーをもっと知る

サドルレザーは、使い込むほどに表情を変える素材です。

その魅力は経年変化だけではなく、裁断やコバ磨き、手縫いなど、一つひとつの工程の積み重ねによって生まれます。

AZZWELLでは、サドルレザーを使ったベルトや財布の製作事例、製作工程についてもご紹介しています。


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