シルバー925 一点もの特大バタフライ コンチョ作り
- AZZWELL
- 4月6日
- 読了時間: 2分
更新日:10月20日
圧倒的な存在感を放つ「シルバー925バタフライコンチョ」
今回ご紹介するのは シルバー925バタフライ特大コンチョの製作風景です。
約40mm × 50mm の楕円型で、財布やバッグの留め具として強い存在感を放ちます。
通常のコンチョでは得られない重厚感とサイズ感は、アクセサリー感覚で取り入れるだけでもファッションの印象を大きく変えてくれます。
一点物として仕上げられたこのコンチョは、ただ大きいだけではなく「意味を込めた造形」が特徴です。
バタフライモチーフに込めた想い
中央には「バタフライ(蝶)」をモチーフとしたデザインを配置しました。
蝶は古来より「変化」「再生」「成長」の象徴とされてきた存在です。
小さな芋虫から繭を経て美しい姿へと生まれ変わる蝶の姿には人の時間の流れや人生の変化が重なります。
この一点物のコンチョもまた、使う人の毎日に寄り添いながら共に時間を重ねて変化していく存在であってほしい──そんな想いを込めています。
幾何学と手彫りの融合
蝶の周囲には 4種類の三角形を組み合わせたデザインを刻み込みました。三角形は「安定」「調和」「成長」「方向性」を象徴する形。一見シンプルな図形ですが、組み合わせることで広がりやリズム感を生み出し、コンチョ全体を引き締めています。
さらに、楕円の外形には東西南北の4方向へ小さく突き出た矢印状の突起をプラス。
これは「導き」「中心から広がる力」を表現し、持ち主の背中をそっと押すような意味を込めています。
デザインはすべてタガネによる手彫り。
図案の描き起こしから打ち込みの深さに至るまで、考え抜いた仕上がりです。
毎回、限られたスペースと形状の中に意味や構成を与えることは決して簡単ではありません。
それでもそうした小さな要素が使う人の中に何かを残すデザインになることを願って一打一打を重ねています。

一点物としての価値
この「シルバー925 特大コンチョ」は、一打一打を刻み込んだ 完全一点物。
同じ図案を描いても、まったく同じ仕上がりにはならないのが手仕事の魅力です。
持ち主の時間と共に変化し、まるで相棒のように寄り添う存在になるはずです。
日常にさりげなく取り入れるだけで、確かな存在感を放ちつつ、自分だけの意味を重ねられるコンチョ。ぜひ長く付き合いながら、その変化を楽しんでいただければと思います。




