tivoli audio---ラジオが流れる仕事場から
- AZZWELL
- 2021年2月18日
- 読了時間: 3分
更新日:6月15日
自分の作業場では、昔からラジオを流しながら作業をするのが習慣でした。
いわば、音楽と情報と時間を届けてくれる存在で、BGM代わりにもなり、番組のコーナーの切り替わりで時間の経過を感じることができる。
そんな“時計のような役割”も果たしてくれていました。
黙々と手を動かす時間が多い分、こういった“音”の存在は集中力のリズムにも大きく関わってきます。
ところが、よく聴いていたインター FMが昨年11月あたりからガラリと内容が変わってしまい、それまでの雰囲気や流れていた音楽とまるで違ってしまいました。
番組の構成や選曲の変化はよくあることですが、ここまで急に別物のようになると、やはり毎日聴いていた自分にとっては違和感が大きく、気がつけば聴かなくなっていました。
“あって当たり前”だった音が無くなると、その静けさに少し戸惑いながらも、気持ちを切り替えて新しいBGMの形を探すことにしました。

そんな流れで購入したのが、Tivoli AudioのBluetooth対応ラジオスピーカー。
これが非常に良かったです。
まず、仕事場がとても狭いので何よりサイズがコンパクトであることが大前提。
大きなスピーカーや複雑な機能は必要なく、Bluetoothとラジオ機能だけがあれば十分。
Tivoli Audioは、そのシンプルさと必要な機能だけに絞った設計がとても好みに合っていて、デザインも無駄がなく落ち着いた雰囲気。
音質もこのサイズにしてはしっかりしていて、“流しっぱなしにして気持ちのいい音”という感じがします。
Bluetoothで飛ばす音楽は、今までラジオで偶然耳に入ってきた音楽とはまた違った感覚。
“自分で選ぶ音”と“勝手に流れてくる音”は、どちらも良さがありますが、今はこの能動的なBGMも気に入っています。
アルバム単位で流したり、1曲を繰り返したり、作業内容や集中具合によって音の選び方も自然と変わってくるのが面白いところです。
無音も悪くないですが、やはり自分の中では「音がある空間」の方がリズムが作りやすく、手も動きやすい。そういう意味では、ラジオからBluetoothスピーカーに変わっても“音のある仕事場”という空気感はちゃんと保てているように思います。
道具や素材と同じように、「音」もまた作業環境の一部。
それが変わることで、自分の作業のペースや集中の質も微妙に変化します。
今回のように、ラジオをやめてTivoli Audioに切り替えたことも、自分にとっては小さな“環境のアップデート”だったのかもしれません。
いつかまた、あのラジオ局が元の雰囲気に戻ってくれたら嬉しいですが、しばらくはこのスピーカーと、選んだ音楽とともに、静かにものづくりを続けていきたいと思います。
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